今回ご紹介する新しい和紙、名付けて「平成ASAKUSA和紙」も全てMADE IN TOKYOで作られています。東京和紙のベースは変わりません。(東京産の原料に東京の水で東京在住の職人)そこに、都内で販売されているおみくじを入れて新しい和紙を作っています。おみくじは新しいものを仕入れて和紙を作っているわけではありません。皆さんがひいたおみくじは神社やお寺にある木や柵に結ばれますね。実は、結んだ時点でおみくじの役目は終わるんだそうです。あとは廃棄してしまうそうで、その貴重なお役目が終わったおみくじ頂いて、それを和紙に加えて「平成ASAKUSA和紙」が作られています。おみくじだけでなく、お役目が終わったものや都内で使用される制作過程で廃棄してしまうものなどとコラボして、再生の目的を含んだ和紙を目指しています。