外国人向け和紙に描かれた文様オンラインセミナー開催!

こんにちは。 東京和紙の篠田です。 先週、久しぶりに「【和紙文様を極める】和紙職人が紹介する文様の魅力」のオンラインセミナーを開催しました。 今回の参加者は、外国人の方々です。 初めての試みで、しかも30名近い方々に向けてのセミナーでした。 全てがいままでと違う内容にしなければならなかったので、私自身大変勉強になりました。 どんな内容だったのかご紹介します。
今回のいきさつ
今回、「神田外語キャリアカレッジ」さまよりのご依頼でした。 学校の詳細はこちら。 https://www.kandagaigo.ac.jp/kgcc/about/ 5日間の研修合宿の最終日の「文化体験」でのプログラムとして選ばれました。 和紙に描かれた文様についてのセミナーは当方以外で見かけたことはありません。 さまざまなオンラインセミナーがあるなかで選ばれたのはとても光栄です。 開催が決まったなかで通常のオンラインセミナーとだいぶ変更や修正が必要になりました。 今回参加される皆さんは、韓国の方々でした。 本来、日本に留学するために来日する予定でしたが、新型コロナウィルスの感染によってそれが出来なくなってしまいました。 よって各自自宅からZoomでの参加になります。 また、初級クラスと上級クラス合同ということで、初級クラスの皆さんは日本語はカタコトとのこと…。 日本語でのセミナーではありましたが、内容を大きく変えました。
1、テキスト
参加される方々は、日本の年表をあまり知りません。 説明の中で日本の歴史に触れることが沢山あるので、まず年表を作成して、理解できるように英語も追記しました 資料もほとんどの漢字にはルビをふり、難しい日本語は使用せずに他の優しい言葉に変えて意味も()で明記しました。 例えば、出世や昇進という言葉は分かりにくいと考え、偉くなれるやその仕事でトップになれるみたいに変えていきました。 それでも当日サポートしてくださる先生方から、「うろこ、分かりません。さなぎ、分かりません。石畳み、分かりません」という返答ばかりでした…。 なかなか説明しにくいものは、当日口頭や写真、小道具での説明にすることにしました
2、紹介する文様の種類
日本で有名なものにしました。 お正月も近いので、飾りに使用する植物や風習に関する文様や日本の冬に関する文様にしました。
3、時間
和紙文様のオンラインワークショップは通常60分に設定しております。 今回は、30名近くになるのでとても時間内に紹介がしきれないため、90分時間を頂戴し途中休憩をはさむ流れにしました。 万が一時間が余った場合も想定し、予備の資料も作成しました。 現在、日本だけでなく海外でも話題になっているアニメに関するものにしました。 やはり、参加される方でご存知の方もいらしたので、話に集中しやすいかもしれません。
いよいよ当日
手元に資料などを配置し、すぐ取り出してカメラで見せられるようにしました。 話すスピードもゆっくり丁寧を心がけてセミナーが始まりました。 文様が描かれた和紙もその都度カメラにアップで映して紹介していきます。 残念ながらセミナー中の参加者の撮影はNGということでした。 想定していた年齢層よりも少し若い印象(10代~20代前半)でやや男性が多い印象を受けたので、内容に興味を持って頂けるか少々不安になってしまいました…。 このワークショップは、私が一方的に話す内容ではありません。 資料には空欄があって参加者が考えてイメージして答えて頂くクイズ形式となっています。 今回も同様です。 挙手頂くか、私の方から指名させていただくため、Zoomのお名前は全員カタカナにさせて頂きました。 ただ、韓国のお名前はどこで区切ればよいかが分からないため、いつもフルネームを棒読みで呼ばせて頂きました(^^;)。 初対面というのもあって、皆さんちょっと緊張されているご様子で、少々表情が読み取れない部分もありましたが、最後までご参加頂けました。 残念ながら参加者の中で回線が悪く、お顔を拝見することができない方々もいらっしゃったので今後の課題でもあると思いました。 予備分も少し紹介し、90分のオンラインセミナーが回線や音声が切れることもなく、無事に開催できたことは当方としても実績の一つになりました。
今後
今後も日本人の皆さま向けも開催していきますが、外国人の方々にも是非参加して頂きたいと思っています。 そのため、英語での資料も現在作成中です。 日本語と英語を混ぜてご紹介できるようにするのが目標です。 今回のご依頼のように、日本に来れなかった外国人の皆さま向けのオンラインセミナーの問い合わせは来ております。 外国人の皆さま向けには、文様だけでなく日本の歴史、風習、季節など枠を超えてご紹介していこうと思っています。 私自身もっと日本のことについて勉強して分かりやすく紹介できるようにしていきますね。 興味ある方は、こちらからどうぞ。 https://shop.thewashi.tokyo/items/37176639


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