紙婚式を記念してご夫婦がワークショップに参加されました!

こんにちは。 ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。 先日、ご夫婦で和紙作りワークショップにご参加頂きました。 参加理由は、紙婚式の記念に和紙を作ろうと思われたそうです。 お恥ずかしながら、紙婚式を存じ上げませんでした…。 どんなもので、ご夫婦はどんな和紙作りをされたかをご紹介します。
紙婚式とは?
紙婚式とは、結婚1周年を記念したセレモニーだそうです。 25周年の銀婚式、50周年の金婚式は有名ですが、それぞれの年数で素材の名がついたセレモニーがあるそうです。詳細はこちら。 1周年は紙製品を贈りあうそうなので、それならばご夫婦で和紙を作って記念にしたいと思われてご参加されたそうです。 素敵なセレモニーですね。 こちらも記念に残る楽しいひと時を過ごしていただこうとちょっと特別感をだしてみました。
トロロアオイ収穫
11月はちょうど和紙作りに大事なトロロアオイの根の収穫時期でもあります。 小ぶりですが、一つのプランターで栽培したトロロアオイを二人で収穫していただくことにしました。 後日ですが、洗って叩いてネリを抽出したものです。末永く「粘り強い」ご夫婦でいらっしゃれることを願っております…(;^_^A
表皮取り、叩き、漉き
ここからは通常通りのワークショップとなります。 原料となる楮(こうぞ)の皮を剥く「表皮とり」では、旦那さまの方がやや傷などが多く、少々手こずられていました。 奥様の方は、スルスルっと剥けて気持ちよさげでした。こればかりはどうしても差が出てしまうんですよね… 次はちりより、叩きの工程を体験頂いて、いよいよ漉(す)きの工程を体験頂きます。 通常のワークショップでは、葉書サイズを3枚+A5サイズ1枚を作ることができます。 コロナ過なので、お手本を見せて最初だけサポートしますが、ほとんどご自分ひとりで漉いて頂きます。 最初は慣れずに少し傾いてしまいましたが、2回目はうまく漉けたご様子でした。 奥様も最初は肩に力が入っているご様子でしたが、何回か漉くとコツが分かったご様子でだんだん上手になっていきました。 たとえ失敗してもまたやり直せるので、その部分はちょっと気が楽かもしれませんね。
飾り付け、乾燥
こちらは、二回目のA5サイズの和紙に飾り付けをしていらっしゃいます。 お役目がおわったおみくじも特別に飾り付けできるので、どう飾るか悩まれていました。 こちらのおみくじは浅草神社さまから頂戴したもので、ちょうど夫婦狛犬の切り抜きがあったので、記念となる飾りにして、中央にはお二人の写真が飾れるような和紙にされていました。 まさに当方ならではの和紙で、大吉も入った思い出深い和紙になったと思います。 ワークショップでは、機械で乾燥してお持ち帰りできるようになっています。 綺麗な出来栄えにご満足のご様子でした。
すだち入り和紙
最後は、野菜入り和紙を漉いて頂きました。 当方の一押し和紙でもあるので、ワークショップにも取り入れています。 今回はすだち入り和紙で、爽やかな香りが漂っていました。 ここでは、圧搾工程もご夫婦で協力して体験頂きます。 まさに共同作業をされていますよ。
最後に
乾燥を待つ間、和紙茶で一息入れていただき、アンケートにご協力頂きました。 こちらは、旦那様のアンケートです。 表皮とりでは苦労されていたのがよく分かります…。 こちらは、奥様のアンケートです。 せっかく和紙を作ったので、そのあとも何か作ってぜひ活用していただきたいです。 参考に小人数での和紙染めワークショップは開催中です。 今回は、初めての紙婚式を知り、体験頂いたご夫婦がとても微笑ましく見えました。 二人の共同作業もあって、それぞれを思いやった記念ある和紙作りはとても素敵だと思います。 ぜひ、今後も他のワークショップにもご参加頂きたいですし、他のご夫婦の紙婚式でも和紙作りを取り入れていただけると嬉しいです。 和紙作りワークショップの詳細とお申込みはこちら。