東京和紙とは

「Made in Tokyo」の和紙を作る団体です。

東京産の原料(楮こうぞ)を加えて、東京の水を使い、東京在住の職人達で和紙を作る「All Tokyo Handmade」。
原料育成では職人の手を入れ、原料から材料を作る過程も手仕事で行い、製品の製造までも手すきで手作業で行っております。

東京和紙は、「常に1を保ち続けられる様に」を目標にしております。
1から100にすることは、今の状態ではかなり厳しいと思っています。 逆に1から0にしてしまうことはとてもたやすいことです。 しかし、一度0になってしまったものをまた1にすることは非常に難しいことです。
だからこそ、継続して1が続けられるように、いつの日か2や3に花が咲くようになっていける様に精進していきます。

代表取締役 篠田佳穂

篠田佳穂のプロフィール

東京在住
映像制作→イベント制作→DTPオペレーター→ディスプレイデザイン→パッケージデザインを経て独立
パッケージデザインの仕事の中で和紙と出会い、また先祖が長野県飯田にて水引問屋をしていたことから和紙の魅力にはまる。
(水引の芯は和紙から作られている)
2015年、個人で和紙で小物などを企画制作販売していたが、2016年「一般社団法人東京和紙」を設立。
2018年「東京和紙株式会社」として業態変更し、和紙の原料栽培から制作、販売までをトータルでプロデュースする。

東京和紙 活動内容

誰もが日常生活の中で当たり前に使える和紙製品を製作しています。
雨に濡れても破けないがま口パスケースや和紙の規格サイズにはないA4サイズやB5サイズの手漉き和紙などを製作し、提案しております。
さらに、幅広く活用できる軽くて丈夫な和紙のかばんも提案しております。
また、和紙の原料でもある楮(こうぞ)や和紙をすく際に大変重要なトロロアオイの紹介や栽培方法を伝え、苗や種を販売しています。
どちらも現在では大変貴重であること、手軽に栽培することができることを伝え、少しでも多くの方に和紙について知って頂くことを目標にしております。

しむ

身近な場所で本当の和紙の製造過程を体験できて、しかも自分だけのオリジナル和紙を楽しめるワークショップやイベントを開催しております。
和紙漉き体験だけでなく、ご朱印帳を作ってそのまま神社やお寺を廻って御朱印を頂くツアー等「作る+α」で楽しめるものを企画し開催しております。
和紙をつくるだけでなく、それぞれの意味や歴史についても紹介し、日本人だけでなく外国人の方にも人気の内容となっている。

和紙にするには楮(こうぞ)の皮しか使用しません。廃棄してしまう部分(花や実や葉)を再利用して食べるという視点から提案をしています。
楮(こうぞ)の葉のお茶やスイーツレシピを開発し紹介したり、和紙を漉くのに必要となるトロロアオイの花や新芽で作った料理と他の食材とのコラボイベントを企画し開催してます。
トロロアオイは別名「花オクラ」と呼ばれていて、一部の地域では野菜としても販売されています。
和紙を作って使用するだけでなく他の視点からも楽しんで頂けるプログラムを企画しております。

「和紙内職リスト」さんとは?

現在、東京和紙の和紙雑貨や和紙キットを作っていただく内職を石巻の方を中心に東京と岐阜に住んでいらっしゃる方々にお願いしております。
石巻の方々には2011年東日本大震災の復興支援だけの目的ではありません。
当方で販売している和紙雑貨は今までは私一人が作っておりました。
しかし、大量注文依頼に対応できない場合が徐々に増えてきました。
そこで、都内の外注会社に和紙雑貨を作って頂けるか問い合わせをしました。
破損しないように色々手間暇かけて作っている部分があるゆえ、ほとんどの外注会社から「職人レベルで引き受けることはできない」と断られてしまいました。
唯一一軒内職していただく会社さんを見つけたのですが、そちらは他の会社さんの依頼も当然ながらお引き受けされているので当工房のスケジュールや要望を全て引き受けていただくことは大変厳しいです。

しかし、今後を考えると今から当工房の専門の内職チームを作りたいと2012年頃から考えておりました。
そこに偶然知人が石巻でソーシャルワーカーをしていて現状を聞くことがありました。
そこには「仮設などで暮らしている方などや専業主婦の方たちは何かお小遣い稼ぎでもして子供や孫たちに何かプレゼントしたいと思っている人が多い」ということでした。
また、石巻でも各地で手作りサークルや実際自分たちで作った小物やバックなどの商品を販売している所が多く、手作り好きが多いことが分かりました。
そこで、一度どんな感じなのかを知りたく「第一回内職イベント」を開催しました。
反響はあったのですが、残念ながら当方が希望する「和紙を中心に内職していただける方」は残念ながら見つかりませんでした。
そこで、実際に内職して頂く具体的な作業ができる方を募集しました。
条件が厳しいので参加していただける方がいないかもと不安でしたが、専業主婦の方を中心に何名かご参加くださいました。
今後やってみる意思があるかどうかも確認したところ全員が「やってみたい」とおっしゃってくださいました。
もちろん、沢山お仕事を依頼できるわけでもなく、金額も微々たるものにしかならないことも説明しご理解頂いた後に正式にチームが発足しました!

和紙内職リストという名前には、「和紙雑貨商品を作る内職のスペシャリストを目指す」という願いを込めて命名しました
石巻と東京では距離があってなかなかコミュニケーションが取りにくい部分もありますが、イメージ通りに仕上げて頂けました。
(最後の仕上げや手直しは私自身でチェックし、より商品としての品質を上げております)
だんだんお仕事を定期的にお願いできる体制が整い、岐阜や東京でも内職して頂ける方が徐々に増えてきました。
まだまだ少ない人数ですが、いつかコミュニティーができて一つの小さな産業が生まれる様にしていくのが夢でもあり目標でもあります。
支援というほどの力はまだまだ私自身にはありません。
力を合わせて和紙の魅力を広めていくといった方が正しいかもしれません。

内職して頂いている方々から「最初は下手だったけど、どんどんうまく作れる様になったら楽しくなりました」と感想いただきました。
本当に嬉しく、またありがたいことでもあります。

お仕事とはいえすこしでも楽しい気分で作っていただけることが大事ですね。
また、少しずつ実際に和紙を作る工程にもお手伝い頂き、ある程度和紙作りができる様になって頂ければ嬉しいです。

今後は、東京で定期的に「内職イベント」を開催し、多くの方に興味を持って頂き内職していける雇用スタイルが作れればと考えております。

もちろん、地方の方でも意欲のある方ならば募集しております。


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