今回は和紙の原料でもある楮(こうぞ)をご紹介します。
それぞれで成長具合は違いますが、今時期がちょうど新芽が芽吹いてきています。
この木は成長が早くすでにこんなに成長しています。
それぞれが太い幹に成長するために間引きしていきます。
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間引いたものがこちらです。
一定量まとまった分が集まりました。
これは廃棄せずに料理していきます。
昔から楮(こうぞ)は多くの効能がありと言われて重宝されていました。
木皮は紙が漉かれ、葉は煎じて茶として飲用、若葉は菜として食用となり、古株を湿地におけば食用茸が発生する。また、木皮から着物を作れば軽くて暖かと書に明記されています。
若葉は葉がやわらかくおいしいですよ
うちでは毎年恒例のあるものを作ります。
これがまた万能なのです。
洗った葉っぱをみじん切りにします。
一緒に使うのは右のクルミ類です
オリーブオイルと調味料とともにミキサーにかけます。
かなり攪拌するのがポイント。オイルも多めの方がおいしいですよ。
楮(こうぞ)で作ったジェノベーゼソースが完成しました。
フライ料理にかけるともたれずにおいしくいただけます
今回はとんかつにたっぷりかけてみました。
中農ソースなどでなくてもごはんがすすみます。
毎回ソースを作ったときに試すのはトーストです。
楮(こうぞ)ソースは、チーズとも相性がよいので、粉チーズもかけてトーストします。
焼いても香りはそのまま活きているので、サクサクいただけます。
洋食だけでなく、和食にもあうのがこのソースのいいところです。
今回は、豚しゃぶとうどんに絡めてみました。
茹でた豚にからめるだけで十分においしいです。
うどんには、ソースとつゆを混ぜてかけるだけ。
簡単にいろんな料理で楽しむことができますよ。