今回の紙婚式のご夫婦は水引ワークショップに参加

こんにちは。 ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。 先日、また紙婚式でご夫婦でワークショップにご参加頂きました。 今回は和紙作りではなく、水引結びのワークショップでした。 水引も芯が和紙ですから、紙に大いに関係しますよ。 どんな作品を作られたかをご紹介します。
紙婚式とは?
紙婚式とは、結婚1周年を記念したセレモニーだそうです。 25周年の銀婚式、50周年の金婚式は有名ですが、それぞれの年数で素材の名がついたセレモニーがあるそうです。詳細はこちら。 1周年は紙製品を贈りあうそうなので、それならばご夫婦で和紙を記念にしたいと思われてご来店頂きました。 素敵なセレモニーですね。 紙ならば当ショップではいろんな企画を考えることができます。
水引は紙紐です
水引は、芯が和紙で出来ていてそこに絹糸やフィルムなどが巻いています。 お祝い事に渡すご祝儀袋がイメージしやすいですね。 水引に関してはこちらをご覧ください。 他には、お相撲さんや鬘などを結っている紐も水引です。 当ショップでは、主に絹糸が巻いた「絹巻水引」をメインに約70色陳列しています。
クリスマスイブにご夫婦でご来店
紙婚式で和紙で何かをと思って当ショップを検索されてご来店頂きました。 本来は和紙作りワークショップに参加希望とのことでしたが、思い立ったのが当日だったので難しいかもと思われて、それでも何か記念になるものをと足を運んでくださいました。 そこで、当方から水引をご提案させて頂きました。 お二人とも、水引で何かを作った経験はないそうで興味津々でした。 水引結びはお祝い事にピッタリですし、ワークショップで作るあわじ結びは「結びきり」と言って、なかなかほどけないところから「絆を深める」というメッセージがまさにご夫婦にピッタリ。 しかも、当ショップでは予約なしでワークショップに参加できるので早速お申込みいただきました。
水引選びからスタート
ワークショップは水引を選ぶところから始まります。 やはり自分の好きな色で作ると特別感がでますね。 お二人でいろいろ相談して、結婚式のドレスに似た色とそれぞれ1本は共通のシャンパンゴールドの水引を選ばれました。 まさに微笑ましい光景ですね。 選んだ水引であわじ結びを作っていきます。 当ワークショップでは、テキストはありません。 繰り返し何回も結ぶことで手順を覚えて短時間で結べるようになるためです。 お二人もどんどん上達し、お互いのが同じサイズになるように調整して結んでいらっしゃいました。
綺麗な水引ストラップが完成!
ワークショップでは、ストラップかネックレスかどちらかをお選びいただけます。 お二人ともシルバーのストラップをチョイス。 綺麗なカラーバリエーションの水引あわじ結びが完成しました。 共通のシャンパンゴールド水引もちゃんと真ん中に統一されていますよ。 重なる手がまるでハートの形のように見えて、とても素敵です。 末永くお幸せに!
最後に
お二人ともに思いがけないワークショップに参加できて感激されていらっしゃいました。 紙と一言で言ってもいろんな種類があるので、提案できてこちらも嬉しかったです。 これを機会に水引も知って頂き、身近に感じて頂ければ幸いです。 他の紙婚式のご夫婦も30分以内で完成するので、ぜひ体験頂けるように今後も紹介していきたいと思います。 オンラインでもワークショップにご参加いただけます。 もちろん、和紙作りワークショップも少人数で体験可能です。 和紙作りもオンラインワークショップも開催中です。
  今回も体験頂いたご夫婦が協力しながら作っていく姿はとても微笑ましく見えました。 それぞれを思いやった記念ある水引結びはとても新しく、すぐに身につけることが可能です。 ぜひ、今後も他のワークショップにもご参加頂きたいですし、他のご夫婦の紙婚式でも取り入れていただけると嬉しいです。 他のワークショップの詳細とお申込みはこちら。