今年の浅草神社で開催された夏詣では、
東京和紙は和紙漉き体験で出展!
今回もおみくじ入りの和紙漉き体験をさせて頂きました。
おみくじも
浅草神社で販売されているもののみを使用しています。
(新しいおみくじを使用していません。おみくじは、木などに結んだ時点で効能は終わると言われています。(きちんと許可を得て頂いたおみくじを使用)
決して罰当たりな行為ではないのでご安心を。)
7月2日は良いお天気で、しかも暑い1日となりました。
シャカシャカと和紙の原料が入った水をかき混ぜる音はなんとも涼やか。
さて、当方の和紙漉き体験はただ和紙を漉くだけではありません。
原料作りから体験できます。
まずはじめに、和紙の原料でもある楮(こうぞ)の木の皮を白皮に剥く
「表皮とり」という作業を行って頂きます。
小さなお子さんは親御さんと一緒に体験されるといいですよ。
(当方もきちんとサポート)
うまくいけばするっと白皮に向けるとこれまた気持ちが良いです。
お次は、
「ちりより」という作業です。
楮(こうぞ)を白皮にしても傷や黒い斑点の様なゴミみたいなものもついています。
和紙にするには、綺麗な白皮にしなければなりません。
丁寧に余計なゴミや傷を取り除く作業を指します。
今度は、「ちりより」した楮(こうぞ)の白皮を叩く
「打解(だかい)」という作業です。
叩くことで、繊維がこまかくほぐれていきます。
最初は、かんぴょうの干した感じでしたら叩くことでフワフワと綿毛の様な感触になっていきます。
この作業は、子供たちに大人気!
みんなこぞって叩き続けました。
そして、いよいよ
「和紙漉き」作業に入っていきます。
今回は葉書1枚と短冊2枚を作ることができます。
原料が入った舟は二種類用意し、もともとおみくじが入ったものと入っていないものとを選んで頂きました。
写真の女の子は、入っていない舟を選んだ様です。
小さなお子さんでも器用に漉いていますね。
途中で、自分のお好みでおみくじを和紙の中に入れていきます。
この作業は、子供だけでなく大人も夢中になってレイアウトを考えておみくじを選んでました。
漉いた和紙は、当方にて乾燥機で乾かし、その場でお渡ししました。
短冊は、神社内に設置された笹に吊るすことができます。
なんとも風流ですね~。
今回は外国人の参加者はいませんでしたが、みんな興味津々で体験風景を覗いていました。
(今年は中国人の方が多かったです)
もし来年も出展可能でしたら、
さらに外国人の方にも体験して頂けるプログラムを考えたいと思います。
たくさんの方々にご参加頂き、今後に向けて東京各地の神社やお寺さんで和紙漉き体験ができる様に活動していきます。
10月に神楽坂にある「毘沙門天」で和紙漉き体験が決定!
日時:10月28日(土)
時間:11:00~17:00(予定)
場所:神楽坂「善国寺」(毘沙門天)
最寄駅:JR飯田橋駅 西口より徒歩7分
東京メトロ有楽町線・南北線 飯田橋駅 B3出口より徒歩5分
東京メトロ東西線 神楽坂駅 A1出口より徒歩6分
都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅 A3出口より徒歩6分
参加費:1500円
※10月11月に開催される「神楽坂街とびフェスタ」のイベント内で出展することになりました。
なんと、「毘沙門天」のおみくじ入りで和紙漉き体験ができますよ!
予約不要ですので、みなさんお気軽に遊びにいらしてくださいませ。