東京渋谷にある
イベリコ豚専門店での東京和紙ワークショップも2回目になります。
今回は、自分で東京和紙を染めてご朱印帳を作るワークショップを開催。
ワークショップの最初は、まずどんな風に和紙ができるのか、どんな植物でできているかをご紹介。
(今回は、原料でもある楮(こうぞ)と漉く際にとっても大事なトロロアオイの苗販売も兼ねてます)
そして、いよいよ自分達で好きな様に染めていきますよ。
約8色の染料から自分たちの好きな様に染めていきます。
和紙を折りたたんで染めたり、麻紐で和紙を縛って染めてみたりなどイメージ通りに皆さん染められたでしょうか。
みなさんが染めたものをアイロンで乾かしました。
ここから自分だけのご朱印帳に仕上げていきます。
たった今染めた和紙を台紙に貼って表紙と裏表紙を作っていきます。
次に、事前に準備したジャバラに貼り合わせた葉書サイズの和紙を表紙に貼って、内側にも和紙を貼っていきます。
皆さん、器用にボンドで塗って接着していますよ。
最後は、ご朱印帳を止めるバンドを作っていきます。
これは自分たちで染めた和紙の端の部分を使って作るのでこちらもオリジナルになります。
無事に完成!
世界でたった一つのオリジナルなご朱印帳が出来上がりました。
お店で販売しているご朱印帳よりも愛着のある一冊が誕生しました。
さて、ワークショップが終わった後は宴会がスタート!
イベリコ豚の最上ランク「べショータ」と和紙とのコラボ宴会となっています。
こちらのお店では、丸い石の上でお肉を焼いていきます。
今回は、そのイベリコ豚を和紙の原料でもある楮(こうぞ)の葉っぱのソースで頂きます。
ちょうど、5月は若葉や新芽が出てくるシーズンなので香りが高いです。
ほんの少し苦味があって大人なソースとなっています。
甘みを感じるいべりこ豚の脂とも相性ばっちり!
みんなから大好評でした。
他にも、和紙を漉く際にとっても大事なトロロアオイの新芽を入れた卵サラダや、
楮の葉っぱともずくの和え物(トロロアオイの粘り気も入った和紙和え物)もご用意。
どれも口の中を爽やかにさせてくれますよ。
こちらもいべりこ豚と和紙のコラボ料理の一品。
煮込みになったイベリコ豚入りのねぎ焼きです。
なんと、和紙そのものも入っているのです!
「えっ!和紙って食べれるの?」と驚かれる方も多いはず。
東京和紙が作っている和紙は、全て植物だけで作っています。
また、化学薬品なども一切使用していないので、食べても安心な和紙なのです。
和紙自体には味はしません。食感や繊維を感じて頂ければと思います。
(もちろん、他の食材の味を損なうこともありませんのでご安心を)
(他のところで作っている和紙はどうやって作っているか不明な部分もあるので絶対に食べてはいけませんよ)
お次は、イベリコ豚の脂をたっぷり染み込んだキムチチャーハンです!
なんと、テーブルの上でファイヤ~~しちゃいます。
こちらも、焼いた際につけた楮葉ソースをつけて召し上がっていました。
とうとう締めのデザートになりました。
こちらも楮の葉っぱ入りのミルクプリンでソースは桑ジャムを使っています。
本来は、楮にもオレンジの実がなるのですがまだ時期が早くソースが作れませんでした…。
以上なメニューでイベリコ豚と和紙を堪能頂く宴会となりました。
ほとんどの方は、どちらも食べたことがない方々ばかりだったので一品出てくるたびに新鮮な驚きをされていました。
どんどんメニューを増やし、商品化していけたらいいですね。
次回のコラボ宴会は、12月の忘年会を考えております。
是非、どんな味が興味のある方はご参加くださいませ。