和紙が高句麗(現在の北朝鮮)の僧曇徴によって日本に伝わってきて早1400年経過する。

2014年にユネスコ無形文化遺産に「和紙 日本の手漉き和紙技術」が登録されたが、正確には石州(島根)、美濃(岐阜)、細川(埼玉)の3箇所の和紙産地のみである。

東京では、五日市市近辺で「軍道紙」として和紙が漉かれていたが、1963年に衰退。

(現在では保存会が発足し活動)

浅草にて「浅草紙」は存在したが、使い古した和紙をリユースして厠用の紙などに利用したに過ぎない。

世田谷や文京区でも紙漉きがされていた記録も残っているが現在は跡形もない。

このままでは、東京で漉いた歴史も産業も記憶にも消えてしまう。

2020年に開催される「東京オリンピック」をきっかけに近年「madeinjapan」ではなく「madeinTokyo」が求められている。

2016年9月に、「東京和紙」プロジェクトを発足。

和紙の製造だけでなく、和紙の原料作りから始動。

東京産の原料(主に楮(こうぞ))で東京の水で東京在住の職人で漉いた「東京和紙」にこだわる。

また、後世に受け継ぐべく「手仕事」の技術も普及させていく責任も必要である。

決して「百」を目指しているわけではない。

「ゼロ」にしないために「一」を保ち続けることが重要と考える。

メンバーはすべて女性で、なんの後ろ盾もない個人同士が結束してこの「東京和紙」を生み出し国内だけでなく、海外にも認知していただけるように活動していく。